LPit-Xのどうということもない記録

益体もないことのみが綴られる予定。

こうなるのかという3番めの月

 2022年(年号はその国その文化圏によって異なるでしょうけれど、とりあえず西暦で)3月はどういう月でしたか、と問われて、「いい月でした」と答える人って、世界にどのくらい いるもんなんだろう。


 ……いや国と人によってはいるのでしょうけれども。
 
 ・
 
 月の終わりになったらまた寒くなってしまいましたけれども、今月となれば月が進むに従って着実に暖かく、春に向かって行く日々、であったはずなんですけれども。
 
 
 ……気候はともかく戦争は一向に収まらず事態はひたすら悪化していくわ、日本はまたもこの月に、しかも3/11が過ぎたと思ったら東北地方に大地震が起きるわ、と、平穏さから程遠い月でしたよな……。


 ウクライナ戦争は当初思われていたようにあっさりとロシアの勝利で……ということにはならず、ウクライナが予想外の善戦をみせているとはいえ、近いうちの和平の可能性もあまりなく(全く無いということもないのだろうけども)被害が拡大していくばかりで、3/16夜の地震は大津波は発生しなかったのでその後の扱いが小さくなってしまったけれども、大きな被害を発生させたことには変わりはないわけだし……。

 新型コロナウィルス禍もいったん収束するかと見えてここにきて暗転の兆しがあるし、どの面で考えても実にまったく明るい来月の予想がないというこの……。

 ・

 そんな今月、個人的にはどうだったのか、といえば、先月から続く歯の痛みは暖かくなるにつれて解消されていったけれども(やっぱりちゃんと歯医者に行っておくべきだったのか……)、それよりもなによりも、久しぶりに持病の発作が、それも過去にここまでとなるとそうそうないレベル(この規模の発作起こしたことはこの持病を発症してから25年以上経っているけれども数回しかない)のものが出て、結局かかりつけ医から即日の紹介状持って大学病院の救急外来に行くことに。

 治療はすぐに終わって入院や手術の必要もなくその日のうち(ただし深夜)に帰れたけれども、その日以降身体が弱っている実感がものすごく。
 櫻の季節に入るのに、この体力ではそうは出歩けない、となったら悲しい限り。

 自分の住んでいる地域で櫻が満開になるのは、もうちょっと先のこと(3/31現在だと開花もまだ)ではあるみたいだけれども。


 と言うかこれ比喩ではなく確実に寿命が縮んだよな。
「あともう一回この規模の発作が出たら問答無用で手術しましょう」と言われたけれども、その”もう一度”が来ないことを祈る。
 
 できれば一生。
 
 ・

 ということで世界にも自分にもいいことがなく、未来への展望も乏しいことだけが畳み掛けるように起こる今月だった。

 こういう月もあるさ、と流すにはちょっと重すぎる日々だった。
 
 
 それでもこの日記を入院してベッドの上から書いている……ということにならずに済んだだけでも一抹の救いはあるだろうか。
 
 
 少なくとも自分には。