9月も半分終わったのに普通以上に暑い。
昨日も今日も32℃近くありやがるし……。
秋はまだか?
*
AKB48(いやもう“元”ってことになるのか?)の前田敦子という人について、自分の認識は
「沢城みゆきの声で喋る、諸般の事情か本編の出番が僅かしかなかった人」
以上のものではないのだが(同様に、自分にとっては高橋みなみは「白石涼子の声で喋る人」、柏木由紀は(以下略)という程度でしかない)それでも観る前はほぼ誰一人として知らない顔と名前をそれなりに覚えたのだから大したものだと思う。我ながら)、とにもかくにもそれにしても、
「辞めた瞬間に痴情スキャンダルを全力でバラされる」
ってのは悲惨且つ大変な人生送ってるなー、と思わざるをえない。
まだ若いのにねぇ……。
あ、あと小林よしのりセンセイとかは大変だなー、的な。
・
こういう例から考えると、“ヴァーチャルアイドル”なるものはやはり強いかな、と『神のみぞ知るセカイ』の中川かのん編の冒頭みたいなことを思う今日この頃だが、でも、「中川かのん」にも“東山奈央”っていう中の人がいるからなぁ……。
いゃ東山奈央に限ってそんなことはない。
と信じたい。うん。
そういう個人の願望はさておいて、ヴァーチャルアイドルにもヴォーカロイドにも“中の人”っていうリアル存在がいるわけで、仮に(そういう日って人類の歴史ある限り来ないとは思うけど)「アイドル」というものが全て
「とりあえず現実空間には実態がない」
ものになったとしても、スキャンダルは追われ続けるし暴かれ続けるのだろう。
「あの大人気ヴァーチャルアイドルの“中の人”@@##に恋人発覚!?」
とか
「国民的大人気ヴォーカロイドの中の人、##@@に不倫疑惑!!」
といった見出しが週刊誌−紙媒体の週刊誌ってこの後いつまで存在してんだろか?−の表紙や広告を飾る日も、そう遠いことではないだろう。
いゃまぁ
「あの大人気ヴァーチャルアイドルの“中の人”@@##に18禁エロアニメ出演の噂!」
とか
「国民的大人気ヴォーカロイドの中の人、##@@、過去に18禁ゲームに出演か!?」
とかなら今すぐにでも成立する……けど週刊誌も芸能ゴシップ業界もそこまでは暇じゃない、というかネタに困ってはいないだろうな。
……というようなことを、石原夏織や佐倉綾音は将来国民的人気キャラの中の人に抜擢されたりしたらこの仕事のことはなかったことにすんのかな、と『この中に一人、妹がいる!』を毎回観ながら思うのこと。
まぁでもバカアニメとしては最高ですよな、『妹がいる』。