LPit-Xのどうということもない記録

益体もないことのみが綴られる予定。

フレーフレーFREE

 そういえば新年度から実行されるものの一つに「高校無償化」っていうのがあったっけ。

 今を去ること**年前、高校で「軍事マニアなので平和の敵」として石を投げられることが嫌になって高校を辞めたいと親にこぼしたら、
「今まで払った学費が勿体無いだろう! 何を言っているんだ!」
と怒鳴られた人間としては複雑−でもないけどもう昔の話だし−何にしても色々と思う気分になる話ではある。

 別に不必要だとも間違った政策だとも思わないが、一番の疑問というかなんというかとしては、何故、“義務教育”ではないとされているものが国策で「無償化」される(実は学校に通うって授業受けるのにかかる費用全部がタダになるわけではないんだけど)んだろうかってことだが。

 義務教育ではない高等教育を無償化する政策を実行するのなら、義務教育の授業料以外の諸経費、それこそ給食費を全額国持ちで無償にした方が効果も意義も大きいように思うのだけれども・・・。

 ・

 どうせなら、「高等教育」というか「高校」そのものも“義務教育”だということにしてしまえばいいのに。

 別にそれで文句言う人もそうそういはしないと思うので、いっそそれでいいぢゃん、と。


 あと、関係ないのかあるのかまぁどっちでもいいけれども、公立の中学校と高等学校は、制服(今ハッキリと「制服」にしてるところは少ないだろうが)は上下履物一式を貸与品にして無償にするべきだと思う。

 なんであれって生徒(の親)の自前なんだ?

 まぁ、あの年代に人間に支給する服を貸与品にすると、着てるうちにサイズがどんどん合わなくなってくるのに支給されるのは年に一回だけだからどれだけサイズが合わなくなっても新しいのを支給してくれない、とか、例え破れたり再起不能に汚れたりしても年当たり規定の数しか支給してくれないので結局生徒個人で予備を買うしかないので全然「無償貸与」にならない、という結果になるのが関の山なような気もするが。

 そう、どこぞの国のジエータイインみたいに・・・。