LPit-Xのどうということもない記録

益体もないことのみが綴られる予定。

であること と であった ということ

*NaokiTakahashiの日記 
 http://d.hatena.ne.jp/NaokiTakahashi/20090611/p2
 を読んでいて考えたこと。

>アーティストとは、自分の思う美を形にする人のことだろう。

 根源的には、とにかく何か行動したり表現したり……いや、究極的には「頭の中で思い浮かべただけ」であっても、とにかく

 自分には表現したいものがあるんだ!

と想ったら“アーティスト”だと思う。


 誰の言葉か忘れたが、
「音楽で何か表現したいと思ったらその瞬間からそいつはロッカーだ。
 楽器が弾けなくても楽譜が読めなくても曲が書けなくても、そいつはロッカーなんだ。
 ましてやそいつがデビューできたかとかメジャーになれたかとか、そんなことはどうでもいいことさ」
というのが。

 ホント、誰の言葉だったかな、これ……。 


 まぁ、極論と言えばその通りで、多分世間一般的には嘲われてオシマイ、の考え方なんだろうけど。

 でも「他者に認められなければアーティストなんて言えない」のだとしたら、その出発点が

 自分には表現したいものがあるんだ!

であることの意味が消え……はしないまでも多分に失われると思うので、

 自分には表現したいものがあるんだ!
 と想ったらその瞬間からその人は“アーティスト”

でいいんじゃないかと思う。
 少なくとも理念としては。

 ・

 だから、「はてなダイアリー」を書いている人は、皆、アーティストだと思う。

 書いていることがなんであれ。


 唄は空に満ち、言葉は天に満ち、地は人に満ちる。

 まぁそういうことで。