春っぽくはイマイチ無いものの、長く寒かった−いや本当に寒かった−冬も終わり、また自転車に毎日乗れるようになったので今度こそはとリハビリを兼ねての自転車乗りがようやく再開できるように。
この自転車、SANYOの電動アシスト自転車(当然の如くとうの昔にラインナップ落ち)だがこれまでは10ヶ月間屋外の駐輪場に放ったらかし(何せ、乗主は実家に帰っちゃったまま住んでるところを引き払うまでの間誰も乗る人がいないので)、去年の秋に自転車に乗れるようになるまで身体が回復したあと、必要最低限の整備だけしてなんとか乗っていた・・・のだけれどもさすがに半年以上の放置で全体的にボロボロになってしまったので、今年こそはと追々に整備を進行中。
穴は開くは樹脂部分が溶けるわでボロボロになったサドルは交換し、やはり溶けてベタベタになっているハンドルグリップも交換。
そして、放置の結果ヤバげな状態になりつつあるブレーキワイヤとシフターワイヤの交換を、電装関係のチェックと併せて自転車店に。
ワイヤの交換は自分でもできないことはない・・・のだがまだまだ肉体的にキツイのでパス。
整備台とか揃えないと、自転車のちゃんとした整備って体力的姿勢的に辛いすよな・・・。
・・・結果思わず「ぇ”!?」というよーな費用がかかった。
いゃ仕方ないんだけどもさ・・・。
放置の結果バッテリーが多少(訳:かなり)消耗はしているものの、電装関係は特に問題はない、という診断結果だったのが救いか。
でも大切・・・かどうかわからんけどとにかくなので2回言うが、えらい金がかかった・・・。
安いとこで安いママチャリを買うなら新車が1台買えたんじゃなかろうか。
いやそういうのに乗る気はあんまりしないけれども・・・。
・
しかし
「これなら少々・・・いやかなり辛くても少なくともワイヤの交換は自分でやればよかった・・・そうすれば多少は安く済んだのに・・・」
と思いながら改めて自分の愛車の各部を見ると、どうにもこの自転車整備のしづらい造りになっている感が・・・。
それは「電動アシスト機構」というものがついてる分仕方ないんでしょうけどな。
でも電装コードとブレーキワイヤー(+シフターワイヤー)を一緒にタイラップで束ねてフレームに固定してるのはどうかと思う。
更に、ブレーキワイヤーとシフトワイヤーは何故か電装コードと一緒にモーターのある部分(なんていうんだ、これ。モーターハウジング?)に引きこんでまた出してあるという(別に電装関連に接続されているわけではない)。
要は電装コードとモーターの固定を外さないとブレーキワイヤー(orシフトワイヤー)が交換できない造りになっとるんですな。
しかも、それらをフレームに固定してる部品(これもまた何というやら?)がほとんどハメ殺しに近い構造という。
もっと一目で取り外し/取り付け方がわかる上に着け外し容易な部品にしとけばいいのに・・・。
この自転車ブレーキワイヤー(orシフトワイヤー)を交換することはまずない、という設計思想なんですかね?
自転車店が外し方が解明できなかったのか一部は無理やり外したようで固定部品が何個か壊れてた。悲。
単に店の選択を誤ったという話なのかもしれないけど。
・
とまれ、次に自転車を買い換えるとき(今の自転車のバッテリーが死んだ時、になるかな?)は安い一台いくらのママチャリではないにせよ電動アシストではない普通の自転車にしよう、と思った次第。
そのころには身体的にも今以上に回復して電動アシストがなくともガンガン自転車で走れるようになっている、だろう。多分。きっと。
・・・そうであってほしい。