一周どころか二周遅れぐらいのネタだが、「事業仕分け」って要するにそういうことですよね。
……あれ、各省庁から派遣されてきた（生贄に選ばれたとも言う）説明係の中で一人ぐらい
「現状では予算が少なすぎるのでプロジェクトの成果が全く上がりません。
なので来期はもっと予算を下さい。
とにかくひたすら金が欲しい」
と、平然と主張する人がいないかと思ったんですが、いませんでしたな。
……いゃあの場でそんなことが言えるような奴は「官僚」になれないだろうけど。
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結論付けるまでもなくこの「事業仕分け」はどうしようもない以外の何者でもなかったと思うが､ただ、この「事業仕分け」を巡るあれやこれやでよくわかったのは､
「他人の金の使い方や他組織へ金が廻るのはいくらでも批判するが、自分に廻ってくる金が減らされることには絶対に納得しないし全く論理性のない理屈で徹底的に反論してゴネる」
という、よく考えるまでもなく至極当たり前のマインドを官僚であろうと科学者であろうとみんな持っていること。
まぁ人間そんなものだな、ということがよくわかっただけでも「事業仕分け」の意味はあったかもしれない。
……ただ、
「三者（三社）共同開発のプロジェクトとして始めたのにいつのまにかその内の一者しか残っておらず「共同開発プロジェクト」の意味が欠片も残ってない」
なんてプロジェクトに100億単位の金をつぎ込むのは、どう考えてもバカだろう。
この話、この辺の裏事情（裏事情も何も秘密でもなんでもないはずなんだが）がちっともメディアで報道されなかったのはなんでなんでしょ。
それと、陸上自衛隊は早急に朝霞の広報センターにM4A3E8とM24、それと61式戦車を移設してきて展示するべし。べしったらべし。
……M41も国内のどっかにあった、よーな気がするんだが、あれって国内に保存されてる車両ってあったっけ……？
そうだ、京都の桂駐屯地のスクラップヤードに転がしてあるM15A1 CGMCもレストアして是非とも広報センターに展示してつかぁさい。貴重品だぞ、あれ。
